自分で簡単にできるロコモチェック

自分がロコモかどうかを知るためにおすすめの方法がいくつかあります。ロコモは高齢者がなるものというイメージが持たれがちですが、早い人は40歳くらいからなることもあります。若くても日頃から不摂生気味であるとか、運動不足だという人は要注意です。ロコモかどうかをチェックするテストがいくつかあるのですが、ここでは一番簡単にできるチェック方法をご紹介します。
「ロコチェック」というチェック方法である、次の7つの項目を自身でチェックするだけです。

これは、バランス能力と筋力、歩行能力、そして持久力をチェックし、1つでも当てはまったらロコモの恐れがあるというものです。チェック項目を挙げておきますので、チェックしてみてください。

1.立って靴下がはけない。2.家の中でつまずく、または滑ることがある。3.階段を上がる時、手すりを持たないといけない。4.掃除機をかけたり布団の上げ下げがつらい。5.買い物をして2kgくらいの荷物を持ち帰るのが難しい。6.15分くらい続けて歩けない。7.横断歩道を一度に渡りきれない。

ロコモになりやすいのは、女性や太り気味の人が多いと言われています。膝軟骨や靱帯が男性よりも弱い女性は膝関節をケガしやすいことや、閉経前後から骨密度が急速に低下するためです。

骨粗しょう症患者は女性が男性の3倍とも言われており、早いうちからロコモ予防を行うことが大切です。また男女問わず肥満の人は下半身に負担がかかるため、腰や膝を痛めやすく、ロコモになる可能性が高いので注意が必要です。まだ上記のチェック項目に当てはまらなくても、加齢とともに症状が出てくる可能性は十分にあるので、積極的なロコモ予防が重要です。

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